上には上がいるという言葉があるように、自分がどれだけ優れた人間であると自負していても、負けたと感じることがあります。そんな時は劣等感に悩まされて、自分自身を見失いがちですが、社会人として活躍していくためにはメンタルを保って努力を継続する必要があります。
劣等感というのは、捉え方によってプラスにもマイナスにもなるという特徴があります。プラスにするためには、悔しい気持ちや情けない気持ちを跳び箱の踏み台のように活用することです。もう二度と屈辱的な気持ちにはなりたくないと強く念じることで、それが行動力となって役に立ちます。
逆にマイナスになるのは、どうせ自分は駄目な人間なのだと卑屈になってしまうことです。卑屈になってしまうと、現状を改善するためのエネルギーが湧き上がってこないので、気持ちが沈んだままになります。当然、気持ちが沈んだままではやる気が起きず、仕事をしていても周囲から信頼されなくなる可能性があります。
このようなことを考えると、例え激しい劣等感に悩まされたとしても、立ち止まることなく成長していくより他はないということが分かってきます。時には、落ち込んでお酒に溺れたり、自分の殻に閉じこもったりするなどの行動を取りたくなるかもしれませんが、それが済んだらスッキリと気持ちを切り替えることが大切です。一度感じた、負けたという感情をプラスに変えて努力を継続していかないと、この先何度も同じような気分を味わっては悩まされ続けることになるので、意識して気持ちを前に向けましょう！